4−2−3−1

来週は海外出張なので、飛行機の中で読む用に本をまとめ買い。本屋で棚を物色していたら「4−2−3−1 サッカーを戦術から理解する」光文社新書杉山茂樹著(ISBN:9784334034467)を発見。草サッカーやってる関係で*1興味を持って購入しました。世界のサッカーのシステムの潮流を攻撃型布陣と位置づけ、中央よりサイドを重視すべきと語り、そして交代戦術による超攻撃的布陣の妙味を解説し、後半で日本代表サッカーのシステム選択の問題点、代表チーム組織にあたっての戦略的視点の欠如を指摘するものです。タレント不足を嘆くより、視点を変えて大物食いできる方法を探ろうとする姿勢に好感。

これは著者の視点であり、当然反論もあるでしょう。日本代表の苦戦に対する解説がベースですので、現状否定バイアスがあるのも否めません。が、僕が日本代表に対して漠然と感じていた疑問点がクリアになっていく感じで、読み始めたら一気読みしてしまいました。

サッカー好きで、戦術論好きな方は、読んでみると面白いかも。


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*1:大学のサークル時代に始めて、細く長くやってるだけなので、本当に草レベルです。戦術も4−3−3のゾーンディフェンス時代で取り残されていますw